神饌 神と人との饗宴

著者:岩井宏美 編
発行元:同朋舎
発行年:昭和56年
冊数:1冊
詳細:函弱汚れ
税込価格:8,400円 売り切れ
カテゴリ:民俗学
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神饌―神と人との饗宴 (ものと人間の文化史 140)
amazon価格:3,465円
神全・神霊に捧げる供え物の多彩さ・心入れ
「神饌」とは、神祇に供える飲食物の総称。稲・米・酒・餅。魚・鳥・蔬菜・果実・塩・水など。供え物。それぞれの地域に於いて、食生活に最も良好な食材をもって、味わいよく食することのできる調製・調理に知恵を働かせるものであり、それを神に捧げて神の恩恵に感謝するものである。
本書で取り上げている神饌は畿内に限られているようである。それは神事・祭礼を厳格に営む宮座という祭祀組織が濃厚に存在するからである。たとえば、賀茂御祖神社葵祭り 神饌一式…神饌の中心である葵桂を上段中央に据え、台盤・下据に配膳された神饌、高坏に盛られた初献・後献。しずれも旧社領より上がるもので、古儀にのっとって調製・配膳される。
八幡神社本殿覆屋の梁に供えられた七つ御膳、御霊神社の末社屋根に七つ御膳を供える。御霊神社境内地蔵に供えられた七つ御膳。円形に藁を巻いた台の上に七種の神饌をとりつけるので、七つ御膳と呼ばれる。
談山神社の神饌は35種類で、無垢人・鶏頭花・菊花・御盃・御酒・和稲(にぎしね)・荒稲・栗・零余子(むかご)・梨子・柿子・銀杏・柑子・棗・倉餅・飯御供(いごく)・海魚・川魚・海菜・野菜・果物・塩水・楓枝など
四十社ほどの神社の祭り・神事がその供え物によって神前の雰囲気が彷彿としてくる。





